1.混合保育について
当園では長年の保育研究の成果のもとに、3歳児と4歳児の混合保育を行っています。
3歳児は4歳児からの刺激を受け、模倣をしながら心身の発達が著しく見られます(3歳児のみのクラスよりも)。又、4歳児は3歳児との生活で、やさしさや思いやりが大きく育っていきます。
2.自然とのふれあい教育について(情操教育)
人間はよき人との出会いと自然とのふれあいによって、感性豊かに育てられていくものです。今日、子どもの遊びが人口的、機械的になりつつありますが、こればかりでは、豊かな心が育ちません。人間を包みこんでくれる自然とのふれあいが今こそ大切です。園の回りには渡良瀬遊水地をはじめ、たくさんの自然とふれあうことを目的として、当園では園外保育を数多く行っています。
3.体力づくりについて(体力と意志力)
体力づくりを目標として、毎週1回、体力づくりの日をもうけています。体育あそびとスイミングの2つの選択コースになっています。毎月4回、体育専門の講師と当園の教育の指導のもとに、体育あそびを行なっています。スイミングは、古河あかやまスイミングスクールでスイミングの先生がカリキュラムにそって指導します。但し、スイミングは有料(月額2,130円)になります。(毎月2回)
体力づくりは年間をとおして、
・徒手体操
・マット運動・平均台
・ボール遊び
・縄とび遊び
・リズム運動
・組体操
・竹馬遊び
・アスレチック遊び
など柔軟性、敏捷性、協応性、平衡性、リズム性、筋持久力を養っていきます。
4.のびのび英会話について(国際感覚の芽生え)

英語圏(アメリカ・カナダ・オーストラリア)の先生と日本の英会話の先生がペアになり、遊びやゲームをしながら保育の中で基礎的な英会話を学びます。
5.音感教育について(音感と情操教育)
幼児期には、特にリズム感の発達が重要ですので、幼児リトミックを毎日の保育でやっています。2拍子、3拍子、4拍子などの手、足、体で表現していくものです。リトミックはリズム感の他に集中力、敏捷性、注意力、活動力などを養うことを目的にしています。又、各自持ちで、ピアニカという鍵盤楽器を購入してもらい、卒園するまでにはかなりの曲が演奏できるようになります。名曲などの鑑賞もしますので、全部の教室にステレオ、ピアノ等があります。幼児期だからこそ本物の音感を身に付けさせたいという方針です。
6.ピアジェ教材の導入(論理的思考の教育)
人間の基本的な思考の動きが育っていく過程を数多くの観察実験によって確かめ体系化したJ・ピアジェ博士の理論をふまえた教材を使用しています。
当園は日本幼年教育会というピアジェ理論の研究会に加盟していますので「かずあそび」教材を使用し、論理的・体系的思考の発達の一助にしています。
例として「かずあそび」での卒園するまでのねらいをあげてみますと、
・特徴に目をつけて集合をつくる
・対応による多さ比べ
・保存性
・推移律
・合成分解
・共通集合
・具体物の多さと数詩と数字
・系列遊び
・順序数
・10の合成分解遊び
・ことばの理解と数
・0の理解
などがあります。